ハゲ型別のAGA治療の種類はあるの?
「AGA治療薬はどれも同じ」「とりあえずフィナステリドを飲めばいい」
そう思われがちですが、薄毛の進行部位(ハゲ型)によって原因や反応の出やすさは異なります。
本記事では、代表的な頭頂部ハゲ・M字ハゲ・生え際からのハゲについて、それぞれの特徴・原因・治療アプローチの違いを整理し、向いている薬の種類(錠剤・リキッド)まで具体的に比較します。
監修:医師・薬剤師監修
AGAは「どこから薄くなるか」でタイプが分かれる
AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモン由来の脱毛症ですが、進行の仕方には個人差があります。主に以下の3タイプに分類されます。
- 頭頂部(つむじ)から薄くなるタイプ
- M字ハゲ(こめかみ)タイプ
- 生え際全体が後退するタイプ
それぞれ毛包の感受性・血流・進行スピードが異なるため、治療戦略も微妙に変わります。
① 頭頂部ハゲ(O字型)の特徴と治療
特徴・原因
- つむじ周辺から円形に薄くなる
- 自分では気づきにくく進行しやすい
- AGAの中でも薬の反応が比較的良い
頭頂部は血流が比較的保たれやすく、毛包が完全に死滅していないケースが多いため、治療反応が出やすい部位です。
向いている治療薬
- フィナステリド(内服):抜け毛抑制の基本
- デュタステリド(内服):進行が早い場合に有効
- ミノキシジル(外用リキッド):発毛促進効果が出やすい
頭頂部タイプは、内服+外用の併用で改善が見られるケースが多く、AGA治療の中では最も結果が出やすいタイプといえます。
② M字ハゲ(こめかみ)の特徴と治療
特徴・原因
- 左右のこめかみが後退しM字になる
- 若年層から始まりやすい
- AGAの中でも最も治療難易度が高い
M字部分は男性ホルモン(DHT)の影響を非常に受けやすく、毛包のミニチュア化が早く進行します。そのため、放置すると回復が難しくなります。
向いている治療薬
- デュタステリド(内服):DHT抑制範囲が広い
- フィナステリド(内服):初期なら有効
- ミノキシジル(外用リキッド):局所的に使いやすい
M字ハゲでは錠剤のみでは不十分なことが多く、外用ミノキシジルを生え際にピンポイントで使うアプローチが重要になります。
③ 生え際全体が後退するタイプの特徴と治療
特徴・原因
- 額全体がじわじわ後退する
- M字と頭頂部が同時進行するケースも多い
- 進行に気づきにくい
このタイプは、AGAが広範囲に進行している状態であることが多く、単一治療では効果が限定的になりがちです。
向いている治療薬
- デュタステリド(内服):進行抑制の軸
- ミノキシジル(外用または内服):発毛促進
生え際タイプは早期治療が非常に重要で、進行が進むほど改善より「維持」が目的になります。
錠剤(内服)とリキッド(外用)はどう使い分ける?
| 種類 | 主な目的 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 内服薬(フィナステリド・デュタステリド) | 抜け毛抑制 | 全タイプ共通・進行予防 |
| 外用ミノキシジル(リキッド) | 発毛促進 | 頭頂部・M字など局所対策 |
基本戦略は「内服で止めて、外用で増やす」です。
個人輸入によるAGA治療という選択
AGA治療は長期継続が前提となるため、コスト面から個人輸入を選ぶ方も増えています。
成分・用量が明確な正規品を選び、正しく使えば、個人輸入は現実的な選択肢です。
重要なのは、「どのハゲ型か」を理解したうえで、自分に合った薬の組み合わせを選ぶことです。
まとめ
AGA治療は「一律」ではなく、ハゲ型によって戦略を変えるべき治療です。
- 頭頂部ハゲ:最も治療反応が良い
- M字ハゲ:早期・強力な対策が重要
- 生え際後退:維持目的の治療も視野
正しい知識と適切な治療を行えば、AGAは進行を止め、改善を目指せる症状です。
監修:医師・薬剤師監修

