低用量ピルを飲み忘れたときの対処法|慌てず確認したい基本ルール
監修:医師・薬剤師監修
しかし、忙しい日常の中で「うっかり飲み忘れてしまった」という経験をする人も少なくありません。
飲み忘れに気づいたとき、
「どうすればいいの?」「効果はなくなるの?」
と不安になることも多いでしょう。
本記事では、低用量ピルを飲み忘れた場合の基本的な考え方と対処のポイントを、医師・薬剤師の視点から分かりやすく解説します。
まず知っておきたい飲み忘れの考え方
低用量ピルは、毎日の服用によって体内のホルモン濃度を一定に保つことが重要です。
そのため、飲み忘れが続くと本来の作用が安定しにくくなる可能性があります。
ただし、1回の飲み忘れですぐに大きな問題が起こるとは限りません。
大切なのは、気づいたタイミングで正しく対処することです。
飲み忘れに気づいた時間が短い場合
いつもの服用時間からそれほど時間が経っていない場合は、気づいた時点で1錠を服用し、その後は通常通り次の錠剤を服用します。
多少時間がずれてしまっても早めにリカバリーすることで影響を最小限に抑えられることがあります。
翌日以降に飲み忘れに気づいた場合
前日の飲み忘れに翌日気づいた場合は、シートの状況を確認しながらその後の服用を続けることが大切です。
複数錠の飲み忘れがある場合やどこまで飲んだか分からなくなった場合は慌てずに状況を整理することが重要になります。
プラセボ期間の飲み忘れについて
低用量ピルのシートには、ホルモンを含まないプラセボが含まれていることがあります。
プラセボ期間の飲み忘れは実薬の飲み忘れとは意味合いが異なります。
プラセボは服用習慣を維持する目的で入っているため、飲み忘れに気づいた場合も習慣を崩さないよう続ける意識が大切です。
飲み忘れを防ぐための工夫
飲み忘れを防ぐためには、生活の中に「飲むタイミング」を組み込むことが効果的です。
- スマートフォンのアラームを設定する
- 歯磨きや就寝前など習慣と結びつける
- ピルケースや目につく場所に置く
自分の生活リズムに合った方法を見つけることで継続しやすくなります。
不安になりすぎないことも大切
飲み忘れてしまったことで、強い不安を感じる人もいますが必要以上に自分を責める必要はありません。
大切なのは、次に同じことを繰り返さないために工夫を取り入れることです。
正しい知識を持っていれば落ち着いて対応することができます。
まとめ|飲み忘れたときは落ち着いて対応を
低用量ピルを飲み忘れた場合でも状況に応じて正しく対処することで影響を抑えられることがあります。
重要なのは、飲み忘れに気づいたときに慌てず、基本ルールを思い出すことです。
日々の習慣づくりと正しい理解が安心してピルと付き合うためのポイントになります。

