むくみに効果的な薬ランキング！

むくみに効果的な薬ランキング｜ラシックスは何位？

足がパンパンに張って痛い、朝起きたら顔がむくんでいる…。そんな「むくみ（浮腫）」に悩む人は少なくありません。立ち仕事、塩分の摂りすぎ、運動不足、女性ホルモンの影響など、原因はさまざまですが、症状がひどい場合には薬による対策が有効です。

今回は、むくみ解消に効果的な薬をランキング形式で紹介し、あわせて利尿剤「ラシックス」の効果や位置づけについても詳しく解説します。

■ むくみの原因と薬での解消が必要なケース

むくみは、血液やリンパ液などの体液がうまく循環せず、一部に水分がたまることで起こります。軽度なむくみならマッサージやストレッチで改善することもありますが、慢性的なものや全身性のむくみには医薬品の力が必要になる場合も。

特に、腎臓・心臓・肝臓の機能に問題がある場合は、医師の判断により利尿剤が処方されるケースが多いです。

むくみ対策には、ドラッグストアで購入できる漢方薬やサプリメント、市販利尿剤がありますが、医療用の利尿剤と比較すると効果は穏やかです。即効性や確実性を求めるのであれば、処方薬、または個人輸入で手に入る医療用薬品の選択肢を検討するのが現実的です。

第1位：ラシックス（フロセミド）
即効性の高いループ利尿剤。腎臓に作用し、余分なナトリウムと水分を排出します。心不全・腎不全による重度のむくみに処方されることが多く、効果は抜群。ただし、脱水や電解質異常の副作用に注意が必要です。
第2位：トリクロルメチアジド（フルイトラン）
チアジド系利尿剤。ラシックスよりも緩やかな作用で、主に高血圧や軽度のむくみに使われます。
第3位：アルダクトンA（スピロノラクトン）
カリウムを失わない利尿剤として知られ、ホルモンバランスによるむくみにも対応。女性の美容目的で使用されることもあります。
第4位：防已黄耆湯（ぼういおうぎとう）
むくみ体質の人に処方されることの多い漢方薬。体力が中程度以上ある人向けで、体の水はけを改善します。
第5位：五苓散（ごれいさん）
水分代謝を整える効果があり、軽度のむくみや二日酔いにも効果があるとされる漢方薬。市販でも入手可能。